2016年03月

2016年03月31日

今日で一区切り

今日は3月31日、年度末ですね。

明日からは、新年度レッスンが始まります。

春休み中、一人ひとりのレッスン目標と課題を、
ノートにざざっとまとめています。
なんせ生徒数が小学校のクラスより多いので、
頭の中でうまく整理できない~。

ソルフェージュ能力を高めたいとか、
表現力を付けたいとか、
毎日練習する習慣とか、
課題は人それぞれ。
私の目標と生徒さんの自覚が一致してくれると、
ぐいぐい伸びるんですが・・・ねぇ。

そして自分自身の成長も。
昨日のレッスンで、
できたつもりになっていたことが山ほど指摘されて、
また一から出直し!
こんなにできない自分と向き合って、
むしろすっきりした気持ちで練習に取り組んでいます。

最近息子も一日8時間以上鬼のように練習に励んでおり、
刺激をもらっています。

そういえば、
GWに息子が出場するコンクール、
びわ湖国際フルートコンクールというのですが、
その詳細が届きました。

よ~く見ると、

下車駅

「近江高島」

って書いてある(@_@)

「縁があるで賞」

みたいなの、もらえないかなぁ?
(遠方からの参加者には「はるか賞」がある)



mayumi_takashima at 08:18|PermalinkComments(2)私の音楽 

2016年03月30日

レッスン

教室は春休み中ですが、
毎日誰かのレッスンがあり、
溜まった仕事があり、
滞った練習があります。

そして今日はひっさしぶりの自分のレッスンです。

3月、自分も師匠も忙しくなかなか予約が取れず、
気が付けば発表会までひと月切っている!!

という例年通りの流れ(汗)

ちょっと練習してから行こうっと。



mayumi_takashima at 08:29|PermalinkComments(0)レッスン 

2016年03月28日

第10回 おとなも発表会

おとなも発表会ポスター


10年は頑張って続けよう!


とはじめたこの会、本当に10年続けることができました。


一門の発表会ではなく、
いろんな所属(無所属)の人たちが集まって作る舞台を、
個人で主催しているのはとっても珍しいことだと思います。

真剣にコツコツとレッスンを積んでいる人も、
昔取った杵柄の人も、
趣味として永~く続けている人も、
18歳以上で音楽に真剣に向き合っている人なら出演できます。
(ただしプロは除く)

レベルは問わず、
自分が今できることに誠意をもって取り組む、
それが真剣に向き合っていること、です。

音楽(特にピアノ)は、子供のころの習い事で終わってしまいがち。
でも、そんなの残念すぎるでしょ?
おとなだってこんな音楽の世界を持っていて、
頑張って、楽しんでいるんだよ~♪

ってことで

「おとな も 発表会」

音楽に向き合うってことは、
自分と向き合うこと。
時に苦しく、逃げ出したくなることもあるけれど、
その先にある光を掴みたくて。

自分を追い込むのが大好きな人たちの集まりになりつつある・・・(笑)

自分たちで言うのもナンですが、
なかなかよい発表会だと自負しています。

いつもお客さんが全然いないので、
お暇な方、ぜひご来場ください。


出演者の雄姿に、

「明日から私も頑張ろう!」

って思える演奏会になること間違いなし(笑)




♪ 私は、シューマンとラフマニノフを弾きます~ 🎶



mayumi_takashima at 07:46|PermalinkComments(0)私の音楽 

2016年03月24日

聴いてきました、非平常心で

明日への響き 2016 コンサート、聴いてきました。

息子がお世話になっているフルート教室の発表会。
先生のもとでレッスンを受け始めてもうすぐ1年、
初めての出演でした。

まあ、みなさん素晴らしい経歴の持ち主ばかり、
息子なんかもう、休憩時間に演奏するくらいでちょうどいいかも、
くらいなんでございます。

特に卒業演奏部門は圧巻、
日本最高峰の東京藝術大学付属高校に合格した方など、
もはや中学生とは思えぬ風格と音色・・・
(定員2人の難関です)

今年高校卒業の方々も、
もうどのように演奏しているのかも不明なほど難解な曲を、
ソウルフルに奏でており、
腰が抜けそうでした。

それでも合格できない東京藝術大学・・・恐ろしや。

スペシャルゲストの神田勇哉氏のフルートは、
もう何がなんだかどうなっちゃってるんだか???
素敵な曲あり、意味不明な現代曲あり、
笑いがこみ上げるおかしな曲あり、
最後はバッハとフォーレの美しい名曲で締めくくり。

3時間半、フルート尽くし。

あ、息子の演奏は・・・。

平常心では聴けないわけで。

ただ、まだまだスタートラインにも立っていないんだなぁ、
という厳しい現実を目の前に突きつけられて、
少々落ち込む母なのでした(*_*)

血を吐くくらい練習してほしいわ。

そんな複雑な思いを巡らせながら駐車場を出ようとしたら、
お金が足りない!!
お財布には1150円しか入っておらず(@_@)
200円足りないっ!

こんなことが多い私、
鞄のいたるところにお金を入れてあるのですよ。
だから大丈夫💛
と思ったら5000円札は使えないってー!
もうだめだ、もう一生ここから出られないのかああああああ。

そしたら封筒が出てきた!
PTAから預かっている繰越金。
こちらから1000円お借りして、事なきを得ました。

ふう~、またこんな落ちになってしまった。



♪ しかし、フルートをやっている女子ってのはどうしてあんなに美しいのでしょう、世の中不公平 🎶



mayumi_takashima at 20:59|PermalinkComments(0)私の音楽 

2016年03月23日

教室ポリシーについて考える

先日のパーティーで、
古株の生徒さんやその保護者の方たちに念を押されたこと(笑)

「生徒さんがいい子ばっかりにならないでほしい」

うんうん。

「いい子」っていうのは、
おとなの言うことをちゃんと訊く子、
出された課題に疑問を持たず(持ったとしても)毎日一生懸命取り組む子、
口答えしない子(-ω-)
・・・・

ピアノは勿論、
毎日の練習の積み重ねによって上達するものですが、
上達した先に何を得るのか(得たいのか)、
それが自分のためであるのか(お母さんや先生のためじゃなく)、
が非常に重要。

だから、
なんだかわからないけど、
宿題だからこれを弾いて、
本当はいやだけどお母さんに(先生に)怒られるから、
練習しよう、みたいなことではダメなわけです。

今は、子供社会にも大人のきまりがどんどん持ち込まれて、
うわべだけのお付き合いや、
なんでもそつなくこなすことが喜ばれ、
学校でも子供同士の呼び捨ては禁止、
学校で起きたことはなんでも家庭に報告、
学校は子羊養成所のようになっています。

でもね!
そんなことで世間が渡って行かれるかい?
災害が起きたとき、誰かが菓子パンをもってきてくれるのを、
じっと待っていたら、死んじゃうよ!

と、常々思っているわけです。

何が言いたいかというと、
私の教室で育てたいのは、
自主性です。

そして、自由を重んじています。


頑張る自由、
頑張らない自由、
練習する自由、
練習しない自由、

精一杯頑張りたい人にも、
レッスンに来るだけで満足な人にも、
扉が開かれています。

でもね、選択したからには責任もってね♪

コンクールに出ることを自分で決めた人は、
私が修造化するのに耐え、
厳しいレシーブを受け続け、
涙を拭いて、歯を食いしばって練習すること。

レッスンを保健室代わりに使っている人は、
月謝を払ってくれるお母さんに感謝して、
年2回の発表の場では、自分の選んだ曲を、
責任もって仕上げること。
(ここ中途半端にしたら、破門)

生徒さん一人一人の、
体力も、
気力も、
やる気も、
環境も、
ピアノを愛する思いも、
脳の発達も、
まったく違います。

だから、それぞれでいいんです。

学校や社会で擦り切れて、
息をするのがやっとな時もあるでしょう。
ピアノが楽しくてしかたがない時期もあるでしょう。
思春期の渦にまきこまれて自分を見失ったりすることも、ねぇ。

まだ、教室の仲間になって間もない小学生(保育園児)たちは、
猫をかぶりつつレッスンにくる子や緊張気味の子も多いです。
そしてみんな真面目!

最初は先生が本当のことばかり言うし、
(オブラートに包まない)
レッスンはしつこいし、
ひえ~ってなっていても、
そのうち、結構いい加減な人だということがわかって、
安心し、猫を脱ぎ捨て、ソファーで寝たり、
私に悪態をつくようになれば、
しめしめ・・・。

いや、お利巧さんでもいいか。

○○くんや××ちゃんみたいなのばっかりになったら、
身が持たないもんね・・・。


うまく弾けないからって私に筆箱を投げつけていた子も、
レッスンには来たいけど練習はしないといって泣いていた子も、
8年間、ほぼ一言も発声せずにレッスンに通っている子も、
いつの間にか大きくなって、今では自分の音楽を手に入れています。

中学生以上の演奏はみんな素敵だけど、
苦労なく大きくなった子は一人もいませんね(*_*)
本音で戦ってきた汗と涙の歴史あり。
(あまり苦労しなかった子はやめてしまったり・・・汗)

だから、お母さんたち、
レッスン室で子供が怪獣になっていたら、
安心してください。
うまくいってますから。







mayumi_takashima at 08:50|PermalinkComments(0)レッスン